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警察車両のバス同士が追突事故 はずみで路線バスにも接触 警察官3人重軽傷 松江道のトンネル内 広島

2日午後、広島県庄原市の松江自動車道で、鳥取県警のバス同士が追突し、はずみでその先に停まっていた路線バスにも接触する事故がありました。

広島県警によりますと、午後1時15分ごろ、広島県庄原市口和町の松江自動車道上り線、野呂谷トンネル内で、連なって走っていた鳥取県警の大型バス2台が追突する事故がありました。追突された鳥取県警のバスは、はずみで前方の非常駐車帯に停車していた路線バスの右後ろと左ミラーが接触したということです。

消防によりますと、追突したバスに乗っていた20代の男性警察官2人が重傷、追突されたバスに乗っていた20代の男性警察官1人が軽傷ですが、全員意識はあるということです。

路線バスを運行していた備北交通によりますと、路線バスは庄原市高野町の新市車庫を12時50分に出た三次工業団地行きのバスで、当時乗客はいませんでした。運転手にけがはありませんでした。

警察と備北交通によりますと、路線バスの運転手は「後ろから赤色灯を付けた警察のバスが来たので、先に行かせようとして非常駐車帯に入った」といった趣旨の話をしているということです。

この事故で現在、松江道の口和IC~高野ICの上下線が通行止めとなっています。

広島県警は、鳥取県警のバスが、非常駐車帯に停車していた路線バスの横を通ろうとして減速した際に、後続の鳥取県警のバスが追突したとみて、事故の詳細を調べています。

※情報を更新しています

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