建設現場の人手不足解消や安全性確保のため、遠隔操作など最新オートメーション技術が公開されました。
宮川興行 宮地琢哉 さん
「さまざま々なICT技術や情報通信技術を使って工事を進めています」
公開されたのは、3年前の大雨で土砂崩れの被害があった広島市安佐南区山本の砂防堰堤の建設現場です。
宮川興業 宮地琢哉 さん
「不安定な場所では常に3点支持をしながら歩く設定になっています」
こちらは半径150メートルのエリアで地形などを3D計測できる4足歩行のロボット「HOPE」(ホープ)です。
建設現場で日常的に活用されているのは全国でもこの現場だけで、人による計測の作業量が8割削減されたそうです。
さらに、オペレーターが重機を遠隔操作する最新機器も公開されました。150メートル離れた砂防堰堤の建設現場で重機をリモートで操縦します。これで安全性も確保できるといいます。
国土交通省 斉藤鉄夫 大臣
「最先端技術が使われる現場ということで、若い人や女性など多くの人が入ってくる建設業になればと思います」
国土交通省では、建設現場のオートメーション化で2040年度までに少なくとも省人化3割、生産性1.5倍を目指すとしています。
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