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岸田政権が3年で幕  広島政界の重鎮「総裁選不出馬に涙が出た」

岸田内閣は1日の閣議で閣僚らの辞表を取りまとめ総辞職しました。岸田総理を支えてきた広島の政界の反応を聞きました。

岸田文雄 前総理
「3年間、本当に多くのみなさんに支えていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。まずは今、それに尽きます」

2021年に総理に就任した 岸田文雄 氏。およそ3年の任期を終え、総理官邸を後にしました。

中本氏は、県連の会長代理として岸田総理を支えてきました。

自民党広島県連 中本隆志 会長代理
「G7も経験されたということで、本当に内容は盛りだくさんでありましたが、その中で本当に楽しかったことは一握りで、あとは本当にいろんなことの整理をする時間に費やされたのではないかと私は思います」

「総裁室に入って、総理大臣の指名選挙の日に撮った写真です」

岸田氏後援会の相談役、林正夫 氏です。文雄氏の父親の代から岸田家を支え県議会議長を2期務めた広島政界の重鎮です。

岸田文雄後援会 林正夫 相談役
「大きな法案を通されたし、いちばん大きいのは外交、経済問題をきちっと自分の思うとおりに解決され、すばらしかったと思います」

総裁選の不出馬については記者会見の直後、電話で連絡があったそうです。

岸田文雄後援会 林正夫 相談役
「ご苦労さんでしたと言ったんですが、涙が出ましたね。ずっとがんばられたなと。いつも自分のこと、自分の派閥のことでなくて苦労されていた最後の約2年間でしたからね」

今後については…

岸田文雄後援会 林正夫 相談役
「核の問題、平和の問題は彼のライフワークだし、引き続き広島のために核廃絶については継続していただけると思います」

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