明治安田J1リーグは29節、サンフレッチェ広島は、クラブ新記録となるリーグ7連勝。町田と勝点で並び、得失点差でついに首位浮上です。
9位・FC東京をホームに迎えた土曜日の一戦。この日は、今シーズン2試合目のスタメン、トルガイ・アルスランがその得点能力を発揮します。
まずは前半5分、満田誠 のクロス。加藤陸次樹 からこぼれ球をアルスランがシュート。今シーズン3得点目。相手の股を狙ったという冷静沈着なゴールで先制します。
勢いに乗ったサンフレッチェは、加藤がこの位置からシュート。さらにコーナーキックから前節、ゴールを決めた選手会長・中野就斗 がヘッドで狙います。
前半32分、右サイド・加藤がクロス。このこぼれ玉をアルスラン。打つ前にちらっとキーパーを見ているんです。キーパーの股を抜くゴール。これを狙っているのがすごいです。アルスランが2点目を奪ってリードを広げます。
エンドが変わった後半18分、抜け出した 松本泰志 がファウルを受けてペナルティーキックを獲得。ここで譲った松本泰志。蹴るのはアルスラン。股を抜くのか。いや、今度はキーパーの逆。ハットトリックで3対0とさらにリードを広げます。
その後、サンフレッチェは立て続けに失点を許すも何とか逃げ切り、クラブ新記録となるリーグ7連勝を達成。試合前まで首位だった町田が引き分けたため、サンフレッチェがついに3月以来となる首位に浮上しました。(広島 1位 3-2 FC東京 10位)
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