広島市中心部のサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」で、開業を翌日に控えた31日、内部が報道陣に公開されました。
エディオンピースウイング広島は、屋根付きのサッカースタジアムでは国内初の「街なかスタジアム」です。屋根はスタジアムの名前の由来となった「翼」をモチーフにしています。メインビジョンの大きさは国立競技場と同じ国内最大級の規模を誇ります。観客席は2万8520席です。スタンド最前列と、ピッチまでの距離は8メートルで、30メートルほどあったエディオンスタジアムに比べると臨場感が違います。
V・VIPラウンジのほか、丸いテーブルや、広いテーブル、カウンターがある席など13種類のバラエティシート。また、聴覚・視覚など感覚過敏の症状がある人やその家族が安心して過ごせるように、国内のサッカースタジアムでは初めて常設のセンサリールームを整備しています。さらにキッズルームでは、乳幼児向けの遊具やボルダリングなどでも楽しめます。
試合がない日でも楽しめる場所もあります。ミュージアムでは、広島サッカーの歴史に触れ、サッカーを科学する体験型のアトラクションで、その魅力に触れることができます。また、一般の人も会合や会食などができる会費室やラウンジを兼ね備えたビジネスラウンジもあります。
もちろん戦いに挑む選手たちの環境も変わりました。ロッカールームは、円形の壁になり、一人ずつ番号と名前が入り、座れるシートもつくロッカーになっています。天井には、サンフレッチェの矢が掲げられています。
2年前の2月1日に工事が始まった夢の器、エディオンピースウイング広島。あらゆる人の夢と希望をのせていよいよ2月1日にオープンします。
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