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会長「感無量」 市長「世界に愛されるスタジアムに」 屋根付きのサッカー専用の街なかスタジアム “エディオンピースウイング広島” 竣工式

広島市中心部に新たに完成した「エディオンピースウイング広島」で明日の開業に先立って、竣工式が開催されました。

小林レポート
「雨が降る中で竣工式が始まりますが、屋根がついているスタジアムですので、スタンドで傘を差す人は誰一人いません」

午前9時半すぎから始まった式典には、広島市の松井市長や湯崎知事、サンフレッチェ広島の久保会長など総勢244人が出席し、スタジアムの完成を祝いました。

サンフレッチェ広島 久保允誉 会長
「25年間、『専用スタジアムを』と言い続けて、きょうこうして竣工式を迎えると。感無量でございます」

広島の街なかに専用スタジアムを求める声は、2012年に制定されたJリーグのライセンス制度を機に高まり、当時、およそ37万人分の署名が集まるとともに、官民での議論が本格化しました。

広島市 松井一実 市長
「少し時間はかかりましたけれども、皆さんと作ったスタジアムですから、末永く多くの方に愛して頂いて、世界中に愛される…そんな風になればいいな、と強く願っています。またそれがたぶん、可能なんじゃないかなと思っています」

スタジアムは2月1日開業し、5日までは、寄付をした個人や団体の内覧会が開催されるということです。

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