バスの運転技術などを競う全国大会が21日、広島市で開かれました。
開催したのは全国に8社あるJRバスのグループです。地方大会の一般路線バスと高速バス部門の優勝者が技能を競いました。
車内アナウンス
「安全のため走行中の車内の移動はご遠慮ください」
一般道路の走行では車内アナウンスでの注意喚起なども審査項目になっています。
高い技術が試される競技はまずスラローム走行です。全長10メートルを超えるバスを障害物に接触しないよう前進とバックで運転します。
幅6メートルほどのせまい道を進んで直角に曲がったあとには、約15メートル四方のエリアが待っています。ここを方向転換して脱出しないといけません。
中国ジェイアールバスの2人のドライバーは「地方大会より緊張した」そうですが、安全運転の意識を高めていました。
中国ジェイアールバス 竹村竜治 さん(一般路線バスの部)
「今から入っていくる若い人たちに教えられる見本になるようなドライバーになりたい」
中国ジェイアールバス 松本敬太 さん(高速バスの部)
「競技の技術だけでなく接客応対だったり、事故をしない運転を目指してがんばる」
関係者は運転手の人出不足にあるバス業界で「こうした大会が応募の呼び水になれば」と話していました。
中国ジェイアールバス 酒井俊臣社長
「競技会に自分も出てみたい、バスの運転手に興味を持ってもらって広まればいいなと思う」
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