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監督が、上司が・・考えをYouTubeで語る理由(7月1日発売「迫田穆成 83歳、最後のマジック」

 YouTubeチャンネルを開設し、自身の野球論を語る83歳の現役高校野球監督・迫田穆成。主な狙いは、野球ファンの拡大、自分自身の考えを記録することである。
 一方で、「自分のチームの選手たちにも視聴してもらいたい」と本音を明かす。一般的には、監督や選手が集まってミーティングを繰り返し、野球ノートで意見を交わすことが多いだろう。 
 なぜ、YouTubeで?迫田監督に、疑問をぶつけてみた。
 「私と選手では60歳以上の年齢差があります。選手も、「ハイ」しか言えないかもしれませんし、内容を理解しながら話が聞けないこともあるかもしれません。YouTubeなら、家でゆっくり聴いてもらっていいですから。風呂に入りながら監督の話を聴いていても、こっちは怒りませんからね(笑)」
 職場でもありうるケースだ。年長者がアドバイスをしても、立場や年齢の差によって生じる緊張感で、肝心な中身が頭に入ってこないことはある。迫田監督の話に、納得だ。
 でも、ノウハウを全て公開したら、他のチームに知られてしまいますよね・・・
 「ええ、いいんです。でも、高校野球の指導者をやっている弟には怒られましたよ(笑)」
 なお、竹原高校の選手たちは、「見てないんじゃないか」という監督の心配をよそに、つぶさにYouTubeチャンネルをチェックしている。
 

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