先週金曜日、甲子園球場で背番号「123」のユニホームのまま、1軍デビューを飾ったのが、育成選手から支配下登録された、もう1人の “貴浩” こと、97番・中村貴浩 選手でした。
石田充 アナウンサー
先頭バッターで出てきて、初球を振り抜きました。
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
そうですね。緊張があったと思うんですけども、まずは自分のスイングをできたっていうところは純粋にすごいなと思います。
石田アナ
もうちょっとでホームランという、スケールを感じさせてくれました。そんな中村選手は、去年のドラフトで育成選手としてカープに指名されました。
育成ドラフト2位で入団 中村貴浩 選手(去年12月)
「九州産業大学から来ました中村貴浩です。よろしくお願いします。長打が打てるところが売りだと思うので、いっぱいホームラン打てるようになりたいです。あと、名前( “貴浩” )負けしないようにがんばります」
石田アナ
その言葉どおりキャンプから頭角を現すと、2軍戦では左へ、右へ、広角に大きな当たりを連発。自慢の打撃を見せつけます。(35安打・3本塁打・20打点・打率.276 5月22日現在)
天谷宗一郎 さん
キャンプからバッティング、すごく光っていました。みんな、注目していました。
石田アナ
そんな中村選手の自慢はというと…
広島カープ 中村貴浩 選手
「ウェートトレーニングを毎日、大学のとき、やっていたので。大学2年生のときに(ベンチプレス)150キロをあげました」
石田アナ
そして、下半身の筋肉もしっかり鍛え上げています。太もも周りは64センチあります。すごい。
中村貴浩 選手
「筋肉を生かしたホームランをいっぱい打ちたいです」
石田アナ
先週17日に支配下登録された中村貴大選手。週末の3連戦では期待されたヒットは生まれなかったものの、力強く、鋭いスイングは1軍での飛躍を期待させるには十分でした。新井カープにまた1人、頼もしい戦力、“家族” が加わりました。
中村貴浩 選手
「2軍で毎日、結果を残すことだけを意識してやってきたので、その気持ちを忘れずに活躍できるようにがんばりたいと思います」
天谷宗一郎 さん
本当にスケールの大きな選手で、鈴木誠也 選手は右ですが、“左の鈴木誠也選手” になれると思う。それぐらい、ポテンシャルを持った選手ですね。
石田アナ
6連戦でヒットが出るのが注目です。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビ 5月22日放送より)
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