松本裕見子のDearWOMAN 103回目は、
美容皮膚科エルムクリニック　相原一仁理事長です。
今話題の施術について聞きました。

まず、ヒアルロン酸注入です
加齢とともに体内のヒアルロン酸が失われるので、
美容医療ではへこみの出てきた部分にヒアルロン酸を注入して、
皮膚を下から持ち上げることで、
リフトアップ、しわやたるみの改善を目指す施術です。

ボトックス注射は筋肉に作用する方法です。
額に打つことで筋肉の動きを弱め、
しわを改善するという仕組みです。
ボトックスは美容医療の治療法の中で、
世界で一番使われていて、症例もたくさんあり、
長い歴史もあるそうです。

表情がなくなってしまったり、表情に左右差が出たりする
副作用も報告されていますが、
一般的に数か月で自然解消します。
眼輪筋という目を収縮させる筋肉に働きかけて、
ぱっちりとした目元にしたり
鼻を広げる筋肉、内側に入れ込む筋肉に打つことで、
鼻をすっきりと見せたりするなど、さまざまな施術もありますが
汗の分泌にも作用するので、多汗症の改善も期待できます。

糸リフトという治療法もあります
垂れ下がった部分を元の位置に戻し、
下がってこないように留めておく治療です。
例えば、目の下のくまに入れるなら、太い糸だと目立ちますし
動きを妨げたりしないように細い糸を使いますが、
技術が要求される施術法です。
糸は肌に吸収され、半年から1年でコラーゲンに変わっていき
肌にハリがでてくるそうです。
もちろん人によっては痛みや腫れなどのデメリットもあります。

いずれにしても
自分がどうしたいのか、状態はどうなのか
希望や状態にあわせて、治療法を
医師と一緒に選んで下さいとのことでした。
最新美容医療について、
これからも相原先生に
たくさん教えてもらえたらと思います。