海上自衛隊の潜水艦では、現役最年長の「おやしお」が、きょう(17日)引退し、母港の呉基地で除籍式が行われました。
きょう付けで引退したのは、海上自衛隊呉基地所属の練習潜水艦「おやしお」です。
除籍式には、隊員や元乗組員など130人が出席。潜水艦に掲げられていた自衛艦旗が降ろされ、兵藤健太郎・艦長から 伊藤弘・呉地方総監に返納されました。
「おやしお」は、1998年に横須賀基地へ配備されたのち、2015年から呉基地を母港に練習潜水艦として多くの潜水艦乗組員を養成してきました。
就役から25年の任務期間は、現役では最年長で、移動した距離は地球12周分を超えるということです。
潜水艦「おやしお」兵藤健太郎艦長:
「25年間、元気に頑張ってくれたことに感謝いたします」
防衛省によりますと、現在、潜水艦の保有数は、練習艦を含め24隻体制ですが、「おやしお」の引退に伴い、来月、「はくげい」が就役する予定です。
「おやしお」除籍式
「おやしお」除籍式
「おやしお」 兵藤 健太郎 艦長
「おやしお」除籍式
「おやしお」除籍式
海上自衛隊呉基地
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