広島県が発注した県立高校改修工事の入札に関する加重収賄事件で、広島地検は、15日、県の職員など2人を起訴しました。
加重収賄の罪などで起訴されたのは、県土木建築局建設産業課の主査 曽根田英一被告(49)です。土木建築業社・増岡組に勤める 島津江修被告(54)は贈賄などの罪で起訴されました。
起訴状などによりますと、曽根田被告はおととし、県立高校の校舎の改修工事の入札に関して予定価格の情報をメール送信し、島津江被告の会社に落札させ、その見返りにおよそ12万円分のマツダスタジアムのスイートルーム入場券を受け取ったとされています。
検察は2人の認否を明らかにしていません。
曽根田被告は去年9月、別の公共工事の入札に関して設計金額を業者に漏らし、この業者に落札させたとして官製談合防止法違反などの罪で先月、起訴されていました。
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